設立35周年記念式典を挙行 -功労者16名をはじめ679名を表彰-

平成24年11月21日(水)午後2時から東京會舘(東京・千代田区)において全国政連設立35周年記念式典が開催された。

第Ⅰ部 記念式典

第Ⅰ部の記念式典では、民主党社会保険労務士議員懇談会顧問藤井裕久衆議院議員、自由民主党社会保険労務士議員懇談会幹事長森英介衆議院議員、公明党社会保険労務士議員懇談会会長井上義久衆議院議員、関係士業からは平山正剛日本弁護士政治連盟理事長をはじめ多数ご来賓として臨席いただき、全国の会員を含めおよそ260人出席のもと開催された。

富田実行委員長の開会の辞の後、堀谷全国政連会長式辞、金田修連合会会長ら4氏から日頃の全国政連の活動及び社労士に対する感謝の言葉が送られた。

その後、35周年記念会長表彰として功労者表彰(16名)及び永年勤続表彰(679名)の授与式が行われ、受賞者を代表して久保田善久氏(大阪政連)から謝辞が述べられた。

最後に、橋本充好副会長(高知政連)の閉会の辞をもって第Ⅰ部の記念式典は終了した。

第Ⅱ部 記念講演

午後3時30分からの第Ⅱ部記念講演では、建築家で東京大学名誉教授の安藤忠雄氏による講演が行われた。「夢かけて 走れ」という演題で氏がこれまでの半生を振り返り、これからの日本を支えていくために必要なこととは何か、映像等を使用しながら熱意のこもった講演となった。また、氏はこのたびの東日本大震災で両親をはじめ保護者を亡くされた多くの遺児を支えていく育英資金「桃・柿育英会」を設立し、被災地の子供たちの健やかな成長のための活動をされており、全国政連としてもその一助になればと会場で募金活動を行い、多くの来場者からご協力をいただいた。

第Ⅲ部 懇親パーティー・「第8次社労士法改正実現のための決起大会」

午後5時30分からは第Ⅲ部懇親パーティー「第8次社労士法改正実現のための決起大会」が行われ、国会議員・関係士業政連役員を招待し、全国の会員を含めおよそ400人が出席し賑々しい決起大会となった。

加納実行副委員長の開会宣言、堀谷全国政連会長挨拶ののち、野田佳彦内閣総理大臣、さらに、安倍晋三自由民主党総裁からご挨拶を頂戴した。

また、衆議院解散直後の開催にも関わらず小宮山洋子厚生労働大臣をはじめ多数の国会議員にご臨席いただいた。

国会議員からのお祝いの言葉が続いたのち、富田実行委員長を中心に全国政連・連合会の正副会長が登壇し、平成25年通常国会での社労士法改正の成立に向け、声高らかにシュプレヒコールをあげた。その後、金田連合会会長の乾杯のご発声により歓談が始まった。

今回のように、こうした式典に現職の内閣総理大臣にご臨席いただいたことは、社労士制度創設以来はじめての出来事。これも堀谷会長を中心とした全国政連・都道府県政連のこれまでの諸活動の成果が実を結んだものと改めて実感するとともに、制度理解をさらに深める活動が重要であることを再認識したところである。

午後7時、小山直樹副会長(埼玉政連)の閉会宣言により散会した。

※役職は開催当時

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